本日は
「その股関節痛は下腿三頭筋(ふくらはぎ)」から!?
というお話です。
以前の記事にて、足(もも)を高く上げて歩くと、腸腰筋が緊張して、腰椎の前弯が強くなって腰痛になりますよ〜
って内容を書きました。
では足を高くして歩いてしまう原因としては何が挙げられるでしょうか?
ズバリ「下腿三頭筋」がその1つです。
下腿三頭筋が筋力低下を起こしていたり、足の捻挫などで上の図のような蹴り出し(足関節底屈)がしっかりできないと、腸腰筋がしっかりと伸張されません。
正常な歩行では、しっかりと後ろ足の腸腰筋が伸び、その後の伸張反射により、股関節屈曲(腸腰筋)の力を過剰に使わなくとも、前へ足を振り出せる訳です。
そのため、しっかりと後ろ足の下腿三頭筋で蹴り出しができないと腸腰筋に伸張ストレスが加わりにくいため、腸腰筋などの力を余計に使って前へ歩くことになるのです。
そのため股関節の痛みや、腸腰筋の過緊張による腰椎前弯増強→腰痛に繋がったりします。
しっかりと歩行を観察し、下腿三頭筋での蹴り出しが出来ているか確認してみて下さい。
意外と遠い昔に患った足の怪我によって、異常歩行が染み付いていたりしますよ!
問診はしっかりと行いましょう(^^)
本日もブログをお読みいただき、誠にありがとうございました。
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